こんにちは、ファッションスタイリストジャパンの吉川です。

独立されたり企業内で活躍されるSEの方から、
「成功を収めやすい服装ってありますか?」
と相談を受けることがあります。
そこで今日は平均以上の年収を収めるSEへ最短距離を走る方法を、スタイリストの視点から考えてみたいと思います。

1.大切なのは世間が思うSEらしさではない

 私の担当するクライアント様にもプログラム設計、作成、保守と様々なSE業の方がたくさんおられます。
皆さんからは外部者と直接会わないから何を着てもOK、決まってるからスーツならとりあえず大丈夫、という話をよく伺います。
仕事柄、あまり服装について気にせずとも困らない職業であると言えるでしょう。
そうした世間のイメージでSEらしい服装と言うならば、カジュアルでラフな服装なのかもしれません。
企業に保護されている普通のSEであれば何を着ていても良いでしょう
仕事さえきちんとこなしていれば、失ったりすることはありません。
ですが、平均年収を超えるSEを目指すとなると話は別です。
企業所属・フリーランス問わず、仕事の質はプロとして当然のこと外見まで含めて、自分でプロデュースしていく必要があります。
あなたなら信頼できる、
あなたなら期待できる、
そうした相手目線の服装が求められるのです。
そうそう、あるITベンチャー企業に研修で訪問した際に、「自分は見た目マイナスから入って、仕事のクオリティを高くすることでこいつ面白いなと思わせて成績ナンバー1という戦略なので見た目は関係ないと思います!」
という人がいましたが、そういう方はここから先を読む必要は無いです(笑)

2.求められるSEになる服装3つのポイントとは?

では、求められるSEになるための服装とは何か?

以下、3つのポイントに気を配りましょう。
①サイズ感
②TPO(時・場所・場合)に合わせた服装
③清潔感
まず何よりも優先すべきは「サイズ感」です。
・ソデの長さ
・着丈の長さ
・身幅が大きすぎたり、ピチピチでないか
・肩がずれたり落ちたりしていないか
自分の身体本来のラインが美しく見えるものを選ぶことで、男女問わずきちんとしている、合っているという感覚を与えます。
特に女性は日頃からサイズ感に対する優れた選美眼を持っていらっしゃいます。
いかにすれば自分が綺麗になれるかを、男性よりも高い意識で探究しているのです。
男性・女性問わず常に好感を持たれるSEとなるのに、もっとも大切にしたいところです。
2つ目のポイントはTPOになります。
基本的にはジャケットパンツスタイルや、カジュアルスタイルで全く問題はないでしょう。
しかし、相手の会社の習慣や企業風土に合わせるにはスーツが必要なこともあるでしょう。
滅多に着ないのであれば、尚更いつでもどこへでも安心して着ていける上質なスーツを1着以上は用意しておくこと。
仕事のできる男性は気配り、心配りを忘れることはありません。
大切なシステム中枢を任せるSEのあなたの服装は、相手にとって仕事の中身を想像させる重要な判断基準でもあるのです。
3つ目は清潔感です。
何を当たり前のことを。。。と思われるかもしれませんが、清潔感があるかどうかを判断するのは自分ではありません。
相手があなたを見て判断することなのです。
ということは、相手から見て清潔感があるかどうか。
その基準を満たしていることを最優先にすることです。
シワや汚れ、ニオイに至るまでマメにチェックしておきましょう。
特に衿の折り返し部分や袖口は汚れが蓄積しやすいので、専用の洗剤で手洗いした上で洗濯機に入れること。
自分では気づかない部分も相手からはよく見えてしまっているものです。
注意を払って払いすぎることはありません。

まとめ

年収が高いSEというのは仕事をお願いしたくなるSEということ。

・サイズ感が良く、見た目はもちろん仕事にも期待が持てる
・清潔感を保つことで、細やかさや気配りを感じられる
・TPOに合わせた服装で、状況変化に対して柔軟性を感じられる

こうした準備をしっかりしてから、最高に信頼されるSEとしてフリーランスの方も、企業で活躍する方も活躍していきましょう!