皆さんこんにちは!

ファッションスタイリストの菊地です!!

本日も皆さんにとって有益になる情報をお届けしてまいります。

本日は洋服のニットについてお伝えしていきます。

もうすぐ今年も終わりに近づき寒い日が続いていますね。

 

そんな冷え込んでいるときに快適なお洋服がニットです。

皆さんも、この時期よく着られているのではないでしょうか。

 

しかし一言でニットとは言っても薄いものからざっくり編まれた

分厚いものまで様々あります。

本日はそんなニットの知識をお伝えしていきたいと思います。

 

では本日もいきましょう!

・なぜ編目の大きさが違うのか

まずニットで知っていてほしいのはニットの編目は「ゲージ」「度目」という言葉で表すことです。

ファッション雑誌などによく

  • 「今年はローゲージニットがトレンド!」
  • 「ファインゲージニットできれいめに!」

といった見出しが付いているのを見たことがありませんか?

実はこのゲージという言葉は編み機に取り付けられた編み針の密度を示すものです。

編み機の1インチ(2.52㎝)間にある編み針の本数のことなのです。

1インチの中に14本の編み針が入っていれば14ゲージ。

3本しか入っていなければ3ゲージです。

数字が大きければ1インチにの間に入る編み針の本数がそれだけ多いということです。

すると編み針を細くしなければ多くの針を入れられません。

したがって編み糸も細くなります。

そのためニットの目が細くなり、伸縮性も少なくなってきます。

一方、数字が少ないと編み針の本数が少なく、太い編み針が並べられ、編み糸にも太いものが使われます。

するとざっくりと編まれたセーターが出来るというわけです。

 

一般的に細かい編目のニット製品をファインゲージニット(10ゲージ以上)

ざっくりと編まれた目の粗いニット製品はコースゲージニット(8ゲージ以下)

と言われます。

そのほかにハイゲージニット、ミドルゲージニット、ローゲージニットという言葉で分けられることもあります。

  • ハイゲージは12ゲージ以上
  • ミドルゲージは7ゲージから10ゲージ
  • コースゲージ(ローゲージ)は7ゲージ以下

のニット製品です。

 

つまりゲージとデザイン、シルエットは綿密な関係にあるのです。

 

いかがでしたでしょうか?

ニットにも様々な編目のものがあり、それぞれ着心地や見栄えも違います。

したがってそれぞれの特徴を知り、TPOに応じてうまく使うことで、より快適にそして素敵に使うことが出来るのです。

 

次回は「度目」についてお伝えしていきます。

次回も楽しみにしていてください。

 

ではまた!!