こんにちは!ファッションスタイリストジャパンの島野です。

最近、娘がオムツを卒業したのでトイレに行く際はいつもパパが連れていくのが我が家の決まりとなっています。

よくあるパターンですが、外出先でのトイレは不意打ちです。
急におしっこ行きたいと言い出す訳ですが、そんな時に限って、ハンカチを忘れて困る事がよくあります。


みなさんは常にハンカチを持っていらっしゃるでしょうか。

ハンカチは元々ヨーロッパに起源を持ち、ハンカチは正式にはハンカチーフと言うが、これはカーチーフ(頭に巻く布)を手に持ったことから出来た言葉と言われています。
ローマ時代には食事時にナプキンとして用いられていました。
中世になるとその布を教会の祭壇を飾ったりしていたようです。
これは東洋の絹が貴重で珍しかったためと言われています。
また、戦争の時には騎士たちの兜の中には恋人から贈られた絹のハンカチを入れていたそうで、愛のしるしとして恋人にプレゼントするものだったようです。

そんな歴史を持つハンカチですが、最近のトイレには、ジェットタオルのような便利なものがありますので、ハンカチがなくても不便はないのかもしれません。
しかし、アイロンのかかったハンカチが、何かの拍子にさっと出てきたら、清潔感という点でこれに勝るものはありません。


また、ハンカチはちょっとした工夫で「外見」の印象を大きく上げる道具にもなります。常に白いハンカチを使うのも爽やかでよいですが、その日のシャツやネクタイの色とハンカチの色を合わせるというのはいかがでしょうか?

薄い水色のシャツなら水色ベースや水色が入ったハンカチを。

ネクタイがグリーンならグリーンの入ったハンカチを持つというわけです。

毎朝何気なく持っていたハンカチもご自身を演出してくれる大切な1つとして選んでみてはいかがでしょうか?

ちょっとした工夫をするだけで、気付いた人はみなさんの「外見」に対する気遣いにきっと感心するはずです。