こんにちは!ファッションスタイリストジャパンの島野です。

前回はバッグの持つ意味についてお伝えさせていただきました。

 

今日は、ビジネスに向くバッグ、向かないバッグをお伝えしていきたいと思います。

 

まずは、バッグの持ち方から注意して頂きたいところがあります。
それは、楽だからという理由かもしれませんが、肩にベルトをかけてバッグを
持ってらっしゃる方をよく見かけますが、それはNGです。

 


何故なら、スーツはとてもデリケートな洋服なので、肩に重いモノをかけると型崩れしてしまいます。

スーツは肩に何かをかけることを想定して作られていませんので、
肩にかけて持つようなタイプは実は不向きなのです。

ですので、スーツを着る時に使うバッグは、できれば手で提げて持つ形のものを選ぶ事がポイントになります。

そうなると、当然リュックサックは肩に背負うものなので、
カジュアルの時には便利ですが、スーツスタイルには合いません。

 

そして、よく使われる「トートバッグ」。

 

トートとは、「運ぶ・背負う」という意味で肩にかけるタイプのものが多く、
カジュアル向きのバッグになります。

 

 

ではどんなバッグがスーツスタイルに適しているかと言いますと、
それは、革のブリーフケースです。

ブリーフとは、弁護士の方が扱う訴訟に関する書類のことです。

書類を入れられるために作られたバッグですから、最もビジネスにふさわしいものになります。

特に革でできたシンプルなデザインのものなら、靴と同様にきちんと手入れをすれば長く活躍してくれます。

また、革製よりは少しくだけた雰囲気になりますが、ナイロン製のブリーフケースも適しています。

軽さや機能性を考えると日常使いにとても便利です。

鞄1つとっても、ビジネス・カジュアルに分けて使う事で
より洗練されたイメージを持つことができます。

 

みなさんも是非、お持ちの鞄をシーン別に使い分けて
みてはいかがでしょうか。