こんにちは。スタイリストの吉川です。

弊社ではワードローブチェックというメニューがとても好評なのですが、そもそも耳慣れない言葉です。

『ワードローブ』とはどんな意味なのでしょうか?

 

 

ワードローブとは衣装ダンス、衣装部屋を指す

もともとワードローブとは衣装ダンスや衣装部屋を指す言葉でした。

そこから派生して、自分が持っている服のバリエーションや
ストックという意味でも使われるようになったようです。

ワードローブチェックとは、

ご自身の洋服をスタイリストの客観的な視点を加えて見直しすること

と定義できます。

 

 

なぜスタイリストと一緒にやると効果的なのか?

 

私がお世話になっている経営コンサルタントの方から、
頂いたアドバイスに

「自分のことは自分が一番わからないもの」

という言葉がありました。

自分が日常的に暮らしている部屋や、仕事場など
慣れている場所だからこそ当たり前になっていて気づかないことが多くある。

それを客観的に伝えるのがコンサルタントの仕事である。
と、その方は教えてくださったのです。

 

身に着けているファッションも過去の自分から
現在の自分に至るまでの積み重ねがスタイルとして表現されています。

そこに客観視点を加えることで、新鮮でフラットな目線で
もう一度、自分のスタイルを見直すことができるのです。

 

「これからも活かすべきもの」と「次に生かすために手放すもの」

 

冷蔵庫の中と一緒で、使わない調味料や消費期限の切れてしまった食材を
いつまでも入れていると、代わりとなる新しいものを入れるスペースはありません。

それを整理整頓して、本当に必要な食材や作りたい料理を考えて
綺麗に収めなおすことから最高のバランスが生まれます。

同じようにワードローブも一度、バランスをしっかりと整えるために
イメージ設計に基づいてあらためて見直すことで綺麗になります。

 

今まで自分を支えてくれた洋服に感謝をして、
現在それを必要なところへ送り出して手放す。
そして未来に向けて必要な新たな洋服を迎え入れるための
スペースと設計図を作る。

ほぼすべての服に袖を通して確かめるので、
かなり時間は掛かりますが最高の見直しになるのがワードローブチェックなのです。