身体の芯まで冷える冬、コートを羽織らずには外に出歩けませんよね。そんな冬のファッションは、毎日同じコートを羽織るだけの単調なコーディネートになりがちです。

 

単調な冬コーデを格上げしてくれる便利なアイテムが、マフラーやニット帽などの『冬小物』です。

 

この記事では、ミドルエイジの皆さまに似合うマフラーやニット帽の選び方、オシャレなコーディネートの仕方について解説していきたいと思います!

 

 

ミドルエイジこそトライしたい!真冬のマフラーコーデ

 

首元にさりげなく巻く防寒具、マフラー。学生時代は巻いていたけど、大人になると面倒で巻かなくなったという方も多いかもしれませんね。

 

ミドルエイジ世代の男性からよく聞くのが「巻き方がわからない」というお悩みです。

 

確かにマフラーは幅や長さが、ものによってマチマチで、どう扱って良いのかわからなくなりがちですよね。雑誌と同じ巻き方なのに、奥さんに変だと指摘されてしまったり…そんなきっかけから、マフラーへの苦手意識を持たれている方もいらっしゃるみたいです。

 

でも、実はマフラーを使いこなせれば、冬のファッションがとっても楽しくなるんですよ!ハリウッドスターやセレブ達のスナップ写真を見てみると、シンプルな着こなしにサラリとマフラーを巻いてお洒落を楽しんでいますよね。

 

マフラーは「首に巻く防寒具」というイメージから、首周りをぎゅっとしてしまう方が多いのですが、上手に着こなすためには、顔周りや上半身のアクセントとしてさらっと巻くのがポイントです。

 

アウターを開けて着る場合は、ふわっとマフラーで襟元を覆うくらいのゆるさで巻くと、こなれ感を演出できます。それだと寒い日は、アウターの中にマフラーを入れこむのもアリです。胸元くらいまでアウターを閉め、首元のマフラーをチラ見せしましょう。

 

マフラーはカラフルなものよりも、えんじ色やネイビー、ダークブラウンなどシックな色合いがオススメです。全体的にコーディネートが黒っぽくなりがちな方は、キャメルやベージュなど、明るめのナチュラルカラーを選ぶのも良いでしょう。

 

マフラーの巻き方で悩んだら、「さらっとふんわり」を思い出し、心がけてみると上手くいきますよ!

 

オフの日に被りたいニット帽(ビーニー)

休みの日には、ニット帽(ビーニー)でカジュアル感を演出してみませんか?

 

ニット帽は被り方が重要です。爽やかさと清潔感を出したい時は、浅めにかぶって耳やおでこを出すのがオススメです。薄手で高さのあるニット帽を選ぶと、重心を整えやすく、被りやすいでしょう。小柄でスラっとしている方や丸顔の方に似合う被り方です。

 

反対に、やや厚手のニット帽を眉上までくらいの深めにかぶると、ワイルド感や男らしさを演出できます。ガッチリした体型の方や面長の方に似合う被り方です。ライダースジャケットやMA-1とコーディネートするのも良いですね!

 

ニット帽も、やや落ち着いた色合いの方が服に合わせやすいため、カーキや濃いめのグレーなど、髪色と遠く離れていない色を選ぶのがオススメです。赤や黄色などの原色系は、子供っぽくなってしまう可能性があるので、くすみがかった色を選ぶと良いでしょう。

 

ニット帽の素材は、上質なウールやカシミヤなど、柔らかで暖かそうな見た目のものを選ぶと自然に季節感を出すことができます。アクリル素材のニット帽も冬らしくて良いですが、パリッとした鮮やかな発色のものが多いため、選ぶ時は色味に注意しましょう。

 

ミドルエイジのオシャレは足元から!冬コーデに欠かせない靴・靴下

 

コートにマフラー、パッと見冬らしさ満点のコーディネートなのに、足元は夏と同じ…。それでは少しバランスが悪いですよね。

 

冬コーデには冬の靴や靴下を合わせるのがオススメです。

 

秋から使えてビジネスカジュアルにも合わせられる便利な靴といえば、スエードのチャッカブーツです。スエードは革靴の一種ですが、皮の裏面にヤスリをかけて起毛させたもので、ほっこりとした暖かみを感じさせてくれます。

 

チャッカブーツはくるぶし丈で靴紐のあるブーツの総称です。フォーマルなシーンでは履けませんが、最近ではカジュアルなビジネスシーンでの着用はOKとされています。

 

ブラウンや濃いめのベージュなどのカラーを選ぶと、温かみがあり冬らしい印象に仕上がります。ちょっと攻めたオシャレを楽しみたい方は、ワインレッドや明るめのネイビーなど、色味がくっきりしたものを選ぶと、アクセントとして生かすことができるでしょう。

 

また、靴下が見える靴の場合は、靴下の色や柄にもこだわるとオシャレ度がUPします!

 

全体的に落ち着いた色味になりがちなので、ライトベージュやクリーム色の無地の靴下は、ちょっとしたアクセントになり効果的です。また、冬らしさ全開のアーガイルやノルディック柄の靴下は女性ウケも抜群です。

 

ミドルエイジの冬コーデで注意したいポイントとは?

マフラーやニット帽など、冬限定のアイテムを合わせれば、誰でも簡単に季節感を出すことが出来ます。ですが、アイテム選びを間違えると、思ったような印象に仕上がらない可能性も…。

 

特に注意したいのはアイテムの「色味」です。

 

マフラーやニット帽は、身につけるだけで充分アクセントになるので、色味で主張する必要はありません。まず最初は、コートやパンツなど、他のアイテムと近い色味のものを選ぶと、統一感のあるコーディネートに仕上がります。

 

地味になるのが嫌な場合は、カーキやえんじなど、くすみ系の色をチョイスすると良いでしょう。

 

小物を揃えて冬コーデをレベルアップ!

 

ミドルエイジの男性にオススメの冬小物の選び方やコーディネートのコツについて解説いたしました。マフラーの選び方やニット帽の被り方など、ぜひ参考にしてみてください!

 

「自分に似合うシルエットやカラーがわからない」そんな方は一度ファッションコンサルティングを受けてみませんか?専門家によるアドバイスで、自分に合うアイテムの選び方や着こなし方がわかるようになると好評です!

 

気になる方は、こちらから体験コンサルティングをチェック!

 

 

 

 

この記事を監修した人

西岡 慎也

2001年、21歳で茨城県土浦市にセレクトショップ『ウィズプレジャー』を開店。現在のサービスにも引き継がれるコーディネート主体のサービスが反響を呼び、延べ2万人以上のパーソナルコーディネートに携わる。

2010年3月「株式会社 ファッションスタイリストジャパン」を設立、2019年事業拡大に伴い、「株式会社リフレイム」に会社名を変更。
夢は「お客様と喜びを共有できる、ホスピタリティを持った スタイリスト」を世の中に輩出すること。
現在はファッションコンサルタントとして活動と育成をしている。