本格的な冬が到来し、コートが手放せない季節になりましたね。真冬のコートは防寒効果だけを考えると、着膨れしてオシャレ見えしないのが難しいところです。

 

でも、本来コートは1着だけでオシャレが決まる便利なオシャレアイテムです。丈や素材、シルエットを吟味して、自分に合う冬コートを探してみませんか?

 

今日は年代別に冬コートの選び方やコーディネートをご紹介いたします。

 

代表的な冬コートの種類とは?

 

秋や冬の始めに着ていたライトコートは、薄手なので真冬には使えません。そのまま着続けると、寒いだけでなく季節感がないコーディネートになってしまいます。インナーに暖かいものを着込んでも、着膨れしたりコートのシルエットが乱れてしまうので、逆効果です。

 

ですので、冬は冬のコートを用意しましょう!

 

 

代表的な冬コートといえば、ウールのダッフルコートやダウンジャケット、モッズコートなどがあります。

 

ダッフルコート

 

「ツノ」のような形をしたボタンが印象的なダッフルコート。学生が着ているイメージだという方も多いようですが、大人の男性にもオススメの冬用コートです。男女問わず人気の高いアイテムですが、もともとは第二次世界大戦時にイギリス海軍兵が防寒着として着たことから、一般的なメンズ冬コートとして浸透しました。

 

ダウンジャケット/ダウンコート

 

大手ファストファッションブランドでも人気製品があることから、ダウンジャケット=真冬のコートというかたも増えてきているようですね。もこもこして暖かいダウンジャケットは、ダウンフェザーとよばれる羽毛を中綿として詰めたジャケット全般をさします。ナイロンやポリエステルなど化繊で軽い生地で作られるのが一般的です。

 

他には、ブルゾンや厚手のステンカラーコートなどが冬コートとしておすすめのコートになります。

 

年代別!メンズ冬コートの選び方!

ここまで真冬の定番コートをご紹介いたしましたが、おしゃれに着るにはそれぞれコツがいります。せっかく新調するなら、自分にぴったりのコートを選びたいですよね。

 

ここからはコートの選び方を年代別に解説していきます!

 

30代、メンズコートの選び方

 

30代男性は、学生っぽいコーディネートをしてしまうと魅力が半減してしまいます。特に、真冬はしっとりと落ち着いた雰囲気を醸し出せると、年相応で大人っぽい魅力を感じてもらえるでしょう。

 

そのためには、質の良いメルトン素材のダッフルコートがオススメです。メルトン素材とは、コットンやウールでできた生地を圧縮した厚手のフェルト生地で、手触りが良く保温性が高い素材です。少し重いのが難点ですが、その分重厚感があり、ずっしりとして温かみがあり、穏やかな冬らしさを表現してくれるでしょう。ちなみに、重いメルトン素材はウールがたくさん使われている証拠ですので、保温効果が高くなっています。

 

さて、難しいのがカラー選びです。黒いダッフルコートもステキですが、真っ黒だとコーディネートが難しく、冬の間中変わり映えしないファッションになりがちです。とくに、ダッフルコートは前を閉めて着ることも多いので、ある程度色味がある方が他の服とコーディネートしやすくなります。

 

ネイビーやブラウン系のダッフルコートなら、どの色とも合わせやすく、上品な印象を与えることができるでしょう。明るめの髪色の方や、肌のトーンが明るい方は、キャメルやベージュのような明るめのダッフルコートを選ぶのもオススメです!

 

40代、メンズコートの選び方

 

40代の男性には、長め丈のコートがおすすめです。ロングコートは縦ラインを強調してくれるので、すらっとした印象を作るのに最適です。

 

冬はどうしても着膨れしやすく、もっさりとしたシルエットになりがちです。体型が気になりやすい40代男性にとって、着膨れは天敵です!ひざ丈あたりのロングコートなら、お腹周りや上半身の厚みをカバーしてくれるので、スタイルアップがかないます。

 

ロング丈なら、どの種類のコートでもよいですが、この場合ダウンは避けた方が無難です。ロング丈のダウンはスポーツ選手やチームメイトが着るベンチコートのようになりがちです。スタイリッシュな雰囲気が失われてしまうので、すっきりしたデザインのものを選びましょう。

 

ダウンを着たい場合は、カジュアルなコーディネートも楽しめる腿あたりまでの長さのものをチョイスするのがおすすめです!

 

50代、メンズコートの選び方

 

真冬はコートで第一印象が決まってしまいますので、50代男性は、上質で高級感のあるコートを選ぶと好印象を残せます。ダッフルコートなら、生地の素材はもちろん、トグル(ツノ型のボタン)の素材や質にもこだわりましょう。木製のものよりも、水牛角を用いた黒っぽいものがオススメです!

 

ダウンを着たいという方は、ハリがあり生地の特徴がしっかり出たダウンを選びましょう。マットなナイロン生地なら、ザラザラした質感やテカリのなさが強調されたものを、光沢感のある生地なら、エレガントで上品なテカリのあるものを選ぶようにすると良いですね!

 

自分に合う特別な冬コートを探そう!

 

真冬のコートは少し他のアイテムに比べると価格が高いものが多いです。ついつい安いものに手が伸びがちですが、長い目で見れば、上質で高級なコートを買った方が長く楽しめるうえ、冬のオシャレ度もあがり一石二鳥です。

 

どんなコートが似合うのかわからないと悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

「自分に似合うシルエットやカラーがわからない」「コートに合わせる服がない…」そんな方は一度ファッションコンサルティングを受けてみませんか?専門家によるアドバイスで、自分に合うアイテムの選び方や着こなし方がわかるようになると好評です!

 

気になる方は、こちらから体験コンサルティングをチェック!

 

 

 

この記事を監修した人

西岡 慎也

2001年、21歳で茨城県土浦市にセレクトショップ『ウィズプレジャー』を開店。現在のサービスにも引き継がれるコーディネート主体のサービスが反響を呼び、延べ2万人以上のパーソナルコーディネートに携わる。

2010年3月「株式会社 ファッションスタイリストジャパン」を設立、2019年事業拡大に伴い、「株式会社リフレイム」に会社名を変更。
夢は「お客様と喜びを共有できる、ホスピタリティを持った スタイリスト」を世の中に輩出すること。
現在はファッションコンサルタントとして活動と育成をしている。