好きな服を着るか似合う服を着るかは、対外的に大きく印象を分けることがあります。
好きな服を愛用したいところですが、周囲からファッションセンスがないと思われてしまうケースもあります。
これは、体型に服装が合っていないことが原因で、センスがよいと思われるには、「似合う服の中から好きな服を選ぶこと」がポイントです。
今回は自分に似合う服の選び方を紹介します。
体型別似合う服装
ある1パターンの服装は、どんな体型の人にも似合うわけではなく、似合う人とそうでない人がいます。
体型が異なる以上は、それぞれに合った服装選びを行うことがポイントで、適切に選ぶことで自分を魅力的に見せられるようになります。
以下、体型別に似合う服装を紹介します。
がっちり体型の男性
がっちり体型の男性は、体格の良さを強調すると同時に、体型をバランスよく見せる服装がおすすめです。
- 胸や腕の筋肉を活かせるように、タイトなシャツを選ぶ
ただし、タイトすぎると体型を強調しすぎるため適度なサイズを選ぶ
- 太ももやふくらはぎに合わせて、ストレッチ素材のパンツを選ぶ
メリハリが出て寸胴に見えない
- ジャケットやブレザーは、肩幅がちょうど良いサイズを選ぶ
- 派手な体型とは逆に、全体的に無地やシンプルな柄の服装を選んでバランスをとる
- 靴は足首を細く見せることができる、スリムなシルエットの靴を選ぶ
細身の男性
細身の男性は、極端に華奢に見えないように配慮することと、スマートな体型を活かす服装がおすすめです。
- トップスは、タイトすぎないスリムフィットを選び、スラっとした上半身をスタイリッシュに見せる
- ボトムスはちょうど足のシルエットが出るサイズを選び、足長に見えるようにする
- 上着はサイズが大きすぎないようにして、服に着られているイメージにならないようにする
- 肩幅はピッタリのサイズ
- 色や柄は、細身を活かす場合は膨張色はなるべく避けるようにする
- 靴は細身の体型に合わせてスリムでシンプルなデザインを選ぶ
なで肩な男性
なで肩の男性は、肩のラインを実際よりもしっかりした体型に見せる服装がおすすめです。
- 肩の部分に堅い素材やパッドが入っているトップス(テーラードジャケットやブレザーなど)を選ぶことで、実際よりも肩幅が広く見えるようにする
- 横縞の入ったシャツで、視覚的に肩幅を広く見せるようにする
- セーターやジャケットの下にシャツを着る重ね着で、肩回りのボリュームを出す工夫をする
- バギータイプの服は、なで肩を強調するため避けるようにする
- スカーフやネックレスを活用して、肩のラインのボリュームを厚く見せる
低身長な男性
低身長の男性は、身長が実際よりも高く見えたり、手足が長く見えたりする服装がおすすめです。
- 縦縞の入った服で手足を長く見せる
- 体にフィットした服を選んで、背を高く見せる
- バギーやオーバーサイズの服は身長を低く見せるため避ける
- 派手なアクセサリーの装飾が多いと背が低く見えるため、シンプルな時計や細いベルトなど、スマートなアクセサリーを選ぶ
- 単色の服で身長を高く見せる
- 足首が見えるボトムスは足が短く見えるため、足首が隠れるパンツを選ぶ
男性も骨格診断を活用しよう
女性がよく活用する「骨格診断」ですが、男性も活用することで、コンプレックスを解消できたり、より似合う服装を見つけたりできるようになります。
骨格のタイプは3種類あり、自分のタイプを知ることで似合う服がわかるようになります。
診断によるそれぞれの骨格に似合う服を紹介します。
骨格ウェーブが似合う服
骨格ウェーブの特徴は、身体のラインが柔らかいことです。
この骨格に似合う服装は以下です。
- フード付きのアウター
- 浅いVネックもしくはUネックのトップス
- ハイネック、タートルネック、ハイネックのニット
- スリムフィットタイプのシャツ
- ハイウエスト、スキニー、テーパードのボトムス
骨格ストレートが似合う服
骨格ストレートの特徴は、がっしりとした骨の見えない肉感的な体型です。
この骨格に似合う服装は以下です。
- ジャストサイズのトップス
- デニムなど、適度な厚みがある素材
- 光沢がある素材の服
- 深く開いたVネックのシャツ
- テーラードジャケット
- 縦ストライプ柄の服
- 膝丈もしくは膝下丈のハーフパンツ
- シルエットがストレートのボトムス
- テーパードパンツ
骨格ナチュラルが似合う服
骨格ナチュラルの特徴は、筋肉や脂肪が少なく、肩幅が広く骨や関節が目立つ体型です。
この骨格に似合う服装は以下です。
- 肩の広さを活かせるトレンチコートやサファリジャケット
- Y体型を魅力的に見せるリネンシャツなど
- チノパン、カーゴパンツ、ワイドパンツなど、カジュアルでゆとりのあるボトムス
似合う服はプロに聞くこともできる
似合う服装を簡単に知りたい場合はプロに頼むこともできます。
パーソナルスタイリストやプロのコーディネーターに相談することで、自分の体型や骨格に似合う服装を教えてもらえます。
プロは経験則でそれぞれの体型と骨格に似合う服装を熟知しているため、自分で勉強して服を決めるよりも、より似合う服装のアドバイスを期待できます。
似合う服を着てかっこよくなろう
自分の体型や骨格を把握して、これに似合う服装で自身の個性を引き出すことは、自信を持って自己表現できることに繋がります。
また、骨格や体型のコンプレックスの緩和にも繋がります。
ポイントは、似合う服装の中から好きな服装を選ぶことです。
似合う服装が周囲からの評価を得て、メンタル面にも良い影響を与え、そして日常生活にもプラスの影響を与えることでしょう。
ぜひ自分に似合う最高の服装を見つけてください。
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