皆さんこんにちは!
スタイリストの菊地です。
本日も前回に引き続き、靴磨き初めてする方が疑問に思う、また質問が多い内容に
ついてお伝えしていきたいと思います。
まずは皆さんは靴磨きを日々行っているでしょうか?
「オシャレは足元から」という言葉もあるように
靴を日々きれいな状態にしておくことは
ビジネスでもプライベートでも非常に大切だと言われています。
本日は合皮の靴は磨けるのかという質問が多かったので
こちらのブログで説明していきたいと思います。
それでは本日もいきましょう!!
合皮の革って磨けるの??
そもそも合皮とはなんなのか。
- 合成皮革は、天然の布地を基材とし、合成樹脂を塗布したものである。
- 人工皮革は、マイクロファイバーの布地(通常不織布)に合成樹脂を含浸させたものを、そのまま使うか、それを基材とし合成樹脂を塗布したものである。衣類や靴に使われるのは主に人工皮革である。
つまり「布に樹脂を染みこませたもの」が合皮の靴の材質となります。
合皮の靴の特徴としては
①安価である。
②水に強く汚れずらい。
③品質が均一。
④染色の容易さ
などが挙げられます。
反対にデメリットとしては
①経年劣化がある。(約2年~3年と言われている)
②質感・通気性が悪い。
などがあります。
上記の理由からも合皮の靴を雨用の靴として使っている方も多いのではないでしょうか。
いくら水に強く汚れずらい合皮とはいえ、長く使っていれば、やはり汚れてしまいます。
そんな状態になった時、皆さんはどうしていたでしょうか?
すぐに捨てていた方も多いのではないでしょうか?
実は合皮の靴も磨けます。
しかも本革よりも簡単です。
合皮靴の磨き方
①ブラシで表面のホコリを払う。
②固く絞った布で汚れをふき取る。(汚れがなかなか落ちない場合は布に中性洗剤を含ませる。もしくはクリーナーを使う。)
以上!!(はや!!)
合皮の場合は基本的に靴クリームは塗りません。
なぜなら浸透しないからです。
ただキズや色落ちをカバーしたい場合は少量、塗る事も可能です。
(塗り過ぎると表面がベタベタになります。)
また見栄えをよくした場合はワックスで鏡面加工をすることも可能です。
いかがでしたでしょうか?
合皮の靴だからと雑に扱わずにたまには感謝の気持ちで是非、磨いてあげましょう。
きっと靴も喜びますよ。
本日もブログをお読みいただきましてありがとうございました。
次回またお会いしましょう!!