こんにちは!
ファションスタイリストジャパンの島野です。
本日も前回に引き続き時計ブランドのご紹介第4弾!
今回はランゲ&ゾーネ
1845年にドイツ・グラスヒュッテにアドルフ・ランゲが工房を設立。1868年にリヒャルト・ランゲが経営に参画し、ブランドネーミングを現在のものへと改めました。
グランドコンプリケーション等の複雑機構モデルの発表で名声を得ますが、第二次世界大戦後に「休眠」時期に入ります。
1990年にウォルター・ランゲにより「アウトサイズデイト」搭載の「ランゲ1」で復活。名門の名に恥じない名作は絶賛を浴びました。
ランゲの誕生
ランゲ&ゾーネは、1800年代、ドイツにて宮廷時計師であったフェルディナント・アドルフ・ランゲが、時計技術を周りの人々に伝授したことに始まります。
彼は、ドイツにて、貧困や失業を減らすため、現在のザクセン州にあった土地の人々に、自らの時計製造のノウハウを伝授します。
そこから、後にフェルディナント・アドルフ・ランゲの息子たちによって、ランゲ&ゾーネが会社として設立されました。
このブランド設立までの背景は、会社名であるランゲ&ゾーネが、ランゲと息子たちということを意味するというところにこめられています。
以後、ランゲが時計製造を広めた、現在のザクセン州、当時グラスヒュッテと呼ばれた土地は、時計産業が発展していたスイスと並んで、世界的にも有数の時計産地となりました。
第二次世界大戦にて、グラスヒュッテが戦災に見舞われ、戦後グラスヒュッテにあった時計メーカーが東ドイツ政府に接収されると、グラスヒュッテ国営時計会社にランゲ&ゾーネは統合されることとなりました。
その後、1960年代になり、4代目ヴァルター・ランゲが時計工房をフォルツハイムに設けます。インターナショナル・ウォッチ・カンパニーと再興をはかりますが、クォーツ・ショックの最中、頓挫の結果に終わります。
そして時を経て、1990年東西ドイツが統一されたのをきっかけに、縁あってヴァルター・ランゲは、時計製作に復帰する機会をえます。
同年12月、ランゲ&ゾーネは、インターナショナル・ウォッチ・カンパニーの社長、ギュンター・ブルームラインの声掛けもあり、時計ブランドとして復活することになりました。
ランゲの代表作といえば
「ランゲ1」
A.ランゲ&ゾーネ復興後、1994年に初めて発表された第1号コレクションの4つのモデルのひとつ。
各表示が重なり合うことなく配置されたオフセンター・デザインと、個性的なアウトサイズデイトを特徴とする。