こんにちは、スタイリストの吉川です。
しまっておきたい服、洗濯をした服を少しでも良い状態で保管したい。
そこで必要なのが洋服をかけるハンガーです。
一口にハンガーと言っても形から素材まで多様です。
クリーニング屋さんに出して戻ってきた時に貰えたり、購入したりと手に入れ方まで様々。
今日は自分の服に合わせた良いハンガーの選び方をお伝えします。
そもそもハンガーは全ての服に必要なのか?
まずハンガーにかけての保管に向く服と、そうでない服があります。
向いている服とは、
- スーツ、ジャケット
- コート、アウター
- シャツ
この3種がハンガーに掛けての収納を主に推奨できるアイテムです。
『たたむのが面倒!』と思って、取りあえずハンガーにかける人は意外と多いかもしれません。
大切な服を保管しようと思ったらどのようなハンガーがベストなのか知っておくことは重要です。
どんなハンガーを選んだら良いの?
ハンガー保管に向く洋服というのは肩の形をキープする必要があるもの。
つまり型崩れや肩パットの変形などが心配されるものがメインになります。
『スーツは肩が命』といわれるようにスーツ、ジャケットはその保形が長くつかうための肝になってきます。
コートやアウター、シャツも肩周りがぐしゃぐしゃになると全体的にシワっぽくなってしまうなどの影響が出てきます
そうした洋服を良い形でしっかりキープするためには
- ハンガーの横幅
- 横から見たハンガーの厚み
ここに配慮したハンガーを選ぶことが重要になります。
1. ハンガーの横幅は洋服の肩幅にぴったりと合わせることが必須です。
肩幅に対して足りなければ肩が落ちてしまう状態となり、変なシワができてしまったり、崩れてしまいます。
逆に多すぎれば腕の部分にまで突き出してしまいこれも洋服の変形を招いてしまいますので、どちらも避けましょう。
2. 横から見たハンガーの厚みが十分にあるものを選ぶことによって肩と腕周りの空間を綺麗に保つことができます。
反対に針金ハンガーのような薄く固いものを使用すると重みがかかる部分だけが不自然に盛り上がってしまうので避けること。
着る時も保管時もストレスをかけないことが重要です。
まとめ
良いハンガー、正しいハンガーを選ぶには
- ハンガーに掛ける洋服は限定する
- ハンガーの横幅は正確に洋服の幅と合わせる
- 肩に当たる部分は厚みのあるものを選択する
針金やプラスチック製の薄型のハンガーは避けて大切な洋服を常に良い状態で保ちましょう!
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