こんにちは!

ファションスタイリストジャパンの島野です。

 

本日も前回に引き続き時計ブランドのご紹介第14弾!

 

今回はオーデマピゲ!

パテック・フィリップ同様、創業以来製造したすべての時計の修理を保証しているほか、本社のあるジュウ渓谷にあった現存しない時計会社の懐中時計の修理も受け持っている。

 

オーデマピゲの誕生

スイスの時計メーカーには、二人の人物の姓を組み合わせて社名やブランド名にした例がいくつか見られるが、オーデマ ピゲも代表的な一つ。1875年、ジュラ山脈のジュウ渓谷で古くから時計に携わっていた名門一家の出身の時計師ジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲが互いに協力関係を結んで誕生したのが、このオーデマ ピゲである。

二人の目標は、最高の複雑時計を作ることにあった。初期の懐中時計用ムーブメントは、そのほとんどに少なくとも一つは複雑機能が備わっていた。とりわけ高度な複雑時計技術を要するミニッツリピーター機構に至っては3分の1の製品に搭載されていたという。より複雑なクロノグラフ機構のスプリットセコンド・クロノグラフを搭載するモデルも多い。

ミニッツリピーターやパーペチュアルカレンダー、クロノグラフなどを組み合わせた1882年や1892年発表の超複雑時計は、オーデマ ピゲの技術力を象徴する傑作だった。

20世紀になり、腕時計の時代に入ってからも、複雑時計のスペシャリストというオーデマ ピゲの伝統は一貫して受け継がれ、腕時計サイズに小型化された革新的なムーブメントを用いた1892年製の有名なミニッツリピーターをはじめ、ムーンフェイズ付きフルカレンダー、ジャンピングアワー、クロノグラフなどを多数製作して、高度な技術にさらに磨きをかけた。

 

オーデマピゲの魅力

技巧派時計メーカーとして時計大国スイスの中でも技術力の高さを誇るオーデマピゲ。

歴史のある時計メーカーでありながら大胆かつ革新的、と同時に技巧派で伝統的という完璧な時計メーカーです。時計大国であるスイスには、有名高級時計メーカーに恵まれていますが、オーデマピゲの最大の特徴とも言えるのが「スイスで唯一、一族で運営されてきたブランド」であることです。これは、多くの時計メーカーを生み出しているスイスで唯一というのは改めて考えてみると、とてもめずらしいことです。

一族経営の特徴は、一環した情熱とそこから生まれる誇りと伝統、継承されてきた技術の高さなどが挙げられます。

伝統を継承しつつ、革新的なデザインやロイヤルオークのようにステンレスを使用するなど常識などの枠にはまらないのは技術に自身があるからこそ出来る事だと思います。素材の加工、融合のセンスや知識、それを完成させるための追求伸などは一族で養われてきた感性ならではです。

 

オーデマピゲの名作

ロイヤルオーク

 

 

 

1972年には「高級時計の常識を覆す」と騒がれた世界初のステンレススティール製の高級スポーツウォッチ「ロイヤル オーク」が発表される。高級時計とは、

あくまでも貴金属を使ったドレスウォッチという既成概念や価値観を、まさにそうした高級時計を作り続けてきたオーデマ ピゲ自身が打破したからである。

船の舷窓をモチーフにしたベゼルや、ケースと一体化したブレスレットも当時としてはきわめて斬新かつ大胆なデザインだった。それは、ライフスタイルをエンジョイする人々のための

「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」という現代の先端的なコンセプトを先取りするものだった。