温かい日もでできましたが、寒暖差が激しいですね。
まだコートの手放せない今、週末のカジュアルにも最適。

今日のテーマはダッフルコートです。

第二次世界大戦でイギリス海軍の防寒服として用いられ、

大戦終了後に余剰在庫品が市場に出回ったことで一般にも広まりました。

外国人の顔立ちとは好相性で幼さは感じな。むしろカッコイイ!

素材として使われたメルトン(厚手の起毛生地)の原産地である

ベルギーのアントウェルペン州にある自治都市
「デュフェル」が名前の由来とされています。
(現在の人口は約16,000人程だそうです)

ベルギーのデュフェル

ダッフルコートの特徴は裏地が無く、トグルと呼ばれる留め具とループによって

手袋をしたままでも着脱が簡単にできるようになっているところです。

Pコートと同じように、風向きに合わせて

前合わせを左右どちらにも容易に変えられる造りになっています。

風のことまで考えられた機能性のあるトグルボタン

着こなしのポイントは学生さんのように幼くならないこと。

インナーと合わせるパンツ選びが重要です。

学生っぽく見えてしまうか、大人っぽく着こなせるか。

ここが大切な分かれ道になります。

パーカーやトレーナーはダッフルコートに合わせる定番アイテムです。
カジュアルな感じを出したい時にはもってこいです

スウェット地がカジュアル感を出してくれます

ですが、今回のテーマではあえて選ばないようにしたいと思います。
日本人は欧米人に比べて、童顔に見える傾向があります。

ダッフルコート自体が日本では高校生のコートとしてかなり浸透しているため、
あえて少年のような印象を与えやすいインナーは避けましょう。

幼く可愛らしい印象になってしまいます。

ではどういったアイテムを選ぶのが大人の男性には合うでしょうか?

パンツをスラックスにすると、より一層大人の着こなしに

衿のついたシャツやタートルネックニットを合わせると
きれいな着こなしになります。

パンツはジーンズやコットンパンツも勿論合いますが、
ここはあえて大人っぽい印象へと差別化するために
ウールのスラックスを合わせます。

着こなし方がイメージを左右するダッフルコート。
だからこそ、自分の着こなしで料理できるアイテムでもあります。

以上のポイントを押さえて、ぜひ着こなしを楽しんで下さい。