大人の男前スタイルの定番といえば、やはりシャツ。
「同じようなシャツを着ているはずなのに、
なぜあの男は自分よりカッコ良くみえるのか?」
という思いをしたことはないだろうか。
誰もが着るシンプルなアイテムだからこそ、
着こなしのわずかな違いで大きな差がつくもの。
ポイントを押さえて着ることでシャツの魅力が
しっかりと引き出されていくのです。
①着丈の長さに妥協しない
シャツを出して着るときにバランスを左右するのが着丈。
ここで長すぎるようでは足が短く見えてしまいます。
足首から衿元までの距離を5分割したときに、
5分の3以上を越えてしまうと長過ぎます。
充分に注意しましょう。
逆に半分よりも短すぎると、手を伸ばした時などに
お腹が出てしまったりしてこれもNG。
自分の身体のバランスと合うシャツの長さを選ぶ。
これが1つめのポイントになります。
②身体にフィットした適度な「ゆとり」を持つ
胸周り、お腹周り、腕周りのフィット感。
これは着用する際にスタイルを大きく左右するポイントです。
大きすぎると必要以上に、身体が太くみえる。
ピッタリすぎるとピチピチで、窮屈そうにみえてしまう。
つまり、太すぎても細すぎてもいけないというのが結論。
これを決めるのが「ゆとり」の量になります。
自分に適したゆとりを見極めるためには、試着がマスト。
着ないで購入を決めるというのはケガの元になるので、
必ず袖を通して自分の身体の形に適したゆとりかどうかを判断しましょう。
まずは1枚ベストなサイズのシャツを手に入れ、
それに近いかどうかを着用して判断するのが大切です。
サイズ表記のみで判断すると、生産国やブランドにより
差があるため痛い目にあうので要注意です。
(若かりし頃、散々失敗してきたので)
③腕まくりひとつで男前度はグッと上がる
もちろん折り目正しく着用した時の
「品格」というのもシャツの魅力です。
ですが、あえて腕をまくりあげることによって
男性としての腕を見せることで別の魅力が生まれます。
男らしさ、男性性というセックスアピール
つまり異性を惹きつける魅力が引き出されるのです。
男性が自分にはない女性らしいふくよかさや、
カーヴィーなボディラインに魅力を感じるように
女性もまた自分にはない男性らしいたくましさや、
直線で着なボディラインに魅力を感じるもの。
腕を出すことで品を失うことなく、
ほどよいラフさで着崩すことができるというテクニックです。
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着丈の長さ
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ゆとりの量
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腕まくりをキレイに
以上のポイントをしっかりと押さえて、
シンプルだからこそ差のつくシャツの着こなしを制しましょう。
シャツの着こなしはすべての着こなしに通じ、
着こなし上手への大いなる第一歩になるのです。