皆さんこんにちは!

ファッションスタイリストジャパンの菊地です!!

本日も皆さんにとって有益になる情報をお届けしてまいります。

 

本日は洋服のベースとなっている生地の種類について

お話をしていきます。

生地の種類

生地には大きく分けて2種類のものがあります。

1つは「織物」

もう1つは「編物」です。

織物のことを布帛(ふはく)と呼び、編物はニットあるいは莫大小(メリヤス)と呼ばれることもあります。

 

織物とはタテ糸とヨコ糸でできた生地です。

タテ糸を何本も並べてその間にヨコ糸を入れ込むことで作られます。

織物の場合は生地を「織る」と言います。

編物は編み棒や編み針を使って1本の糸を絡め合わせて作られる生地です。

編物の場合は生地を「編む」と言います。

 

織物はタテ糸やヨコ糸に余裕がない為、引っ張っても伸びたり縮んだりすることが少なく安定した生地です。

それに比べて編物は糸がバネのように絡まり合っています。

糸に余裕があるため編物の生地は伸縮性がある生地になるのです。

冒頭の編物の説明において別称であるメリヤスに「莫大小」という漢字を当てました。

文字通り「莫(まく、布)が大小する」生地、それが編物なのです。

 

ところで「ストレッチ素材」という編物生地があります。この生地は本来伸縮性がないはずの織物なのに編物のように伸縮します。

なぜ織物なのにストレッチ性があるのでしょうか?

それは糸にポリウレタンなどの伸縮する繊維を入れたり

糸をバネ状にして糸自体を伸縮させることで、生地を伸縮させるからなのです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

普段お洋服を着るときに生地の種類まで意識している人は少ないかもしれませんが、このような背景を知ることでよりファッションが楽しくなったり今までと選ぶ視点が変わるのではないでしょうか?

本日のブログは以上となります。

次回も楽しみにしていてください。

ではまた!!

 

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