こんにちは、ファッションスタイリストジャパンの吉川です。
日に日に温かく感じられるようになってきましたが、今の時期から夏にかけて活躍するのがTシャツです。
よく着る頻度の高いアイテムだからこそ、合わないもだと全体の印象に影響を及ぼします。
今日はかっこいいTシャツを選ぶポイントについてお話していきたいと思います。
かっこいいTシャツを選ぶには?
ズバリこだわるべきポイントは、以下の3点です。
①ネックの形
②サイズ感
③デザイン
ひとまとめにTシャツと言っても、ネックの形には様々なものがあります。
まず基本となる代表的なものを押さえましょう。
・Vネック
首元をすっきりと見せる効果があり、大人っぽい印象を与えることができます。
また、顔のラインをシャープに見せる効果もあります。
顔の縦・横の長さが均等な丸顔や四角顔の人には縦のラインをすっきりと、あごのラインをシャープに見せる効果も期待できます。
Vのラインが浅すぎるとせっかくのスッキリ感が失われてしまうので要注意。
逆に深すぎるものを選んでしまうと必要以上に胸元が出てしまうので、相手の女性によってはチャラいと思われてしまう可能性もあります。
また、面長の人はより顔の長さが強調されてしまったり、首の長い人は首が間延びして見えてしまったりとマイナス面が引き出されてしまいます。
試着をして、Vネックの深さが自分の顔や首の長さに合っているか
確かめてから購入するようにしましょう。
・クルーネック
一番ベーシックで、王道ともいえるネックの形です。
よりカジュアルさを強調したいときに、幅広いアイテムに対応できるTシャツです。
クルーネックTシャツにジャケットを合わせることで、ジャケットをカジュアルダウンさせて着こなすことができます。
シャツとはまた違った雰囲気になるので、同じジャケットを着まわしたとしても大きく印象が変わるでしょう。
万能のように思えるクルーネックも注意しなければならない点があります。
それは、ネックの深さです。
浅すぎると首が詰まったような印象を受けるため、選ぶ際は程よく深さのあるものを選択しましょう。
シャツを合わせる場合でも、首元がVネックに近いスッキリ感が出ることでカジュアルに寄りすぎて子供っぽく見えてしまうことを防いでくれます。
サイズ感とデザインでバランスを完成させる
・サイズ
もっとも肌に近いからこそ、サイズ感が非常に大切です。
同じSサイズでもメーカー、ブランド、シーズンによって差があることも。
いつも同じショップで購入すれば同じだろうという甘い推測はやめましょう。
デザイナーが交代したり、工場が変わってしまう可能性もあります。
毎シーズン、常に着用して確かめること。
そして購入を決定したらまずは1枚購入して確かめてみましょう。
プロに依頼するとなれば別ですが、自分で選ぶときは一度にまとめてしまうと合わなかった時のリスクが大きいので要注意です。
・デザイン
何と言っても基本は無地Tシャツです!!
あらゆるアイテムと合わせるオールマイティであり、サイズ、ネック型を極めたものは無地でも雰囲気が出ます。
つい柄物を選びたくなる気持ちはとてもわかります。
「白だと肌着に見えてしまうんじゃないか」
「飾り気がなくて物足りないのでは?」
そんな時は、素材にこだわって選んでみましょう。
例えば、パイル地のようにフワフワとした素材でできている。
麻が入っていて筋の入った模様のように見える、など素材自体の面白さで充二分に品のある個性を出してくれます。
もし、どうしても何かデザインを取り入れたいときはトーンの控えめなプリントか、ボーダーを選びましょう。
ここでの注意点は、ボーダーはぽっちゃりの人には視覚の横長効果で太く見えてしまうので避けることです。
そして・・・
【※超重要※】
フォトや文字プリントはその意味をきちんと調べることです!!
外国の方が漢字をカッコイイからとタトゥー(刺青)に採用したりします。
でも、よく意味が分からないまま使ってしまい「浪人」とか「日本製」とか入れてしまうケースがあるそうです。
われわれ日本人から見ると滑稽(こっけい)ですが、実際に採用された外国の方はカッコイイと判断されたわけです。
やはりよく意味を知らない、非常に判別がつきづらいというのは危険ではないでしょうか。
つまり英語などに対して、われわれも同じリスクがあるわけです。
実際、私も大学生の時にカッコイイなと思った人気ブランドのTシャツを買おうとして何て書いてあるんだろう、と調べたことがあります。
google翻訳の結果は・・・
≪ ケツの穴 ≫ でした。。。((((;゚Д゚))))
もちろん、購入を見送ったのは言うまでもありません
皆さんもネックやサイズ感等ここまでの条件をよく踏まえたうえでお気に入りのTシャツを選んでみてくださいね。
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