温暖化が進み、最近は7月でも真夏日を超える日が多くなってきましたね。梅雨明け〜初夏は蒸し暑い日が多いので、ファッションで爽やかさを演出してあげると、涼しげで第一印象が良くなります。とはいえ、この季節は服がだらしなくなりやすいため、爽やかさを出すためにはコツが必要です。

 

この記事では、初夏・雨の日に好印象を残せるメンズコーデのポイントを年代別に解説いたします!

 

初夏のメンズコーデの肝は『清潔感』と「爽やかさ』

湿度が高く不快指数が高い夏の雨の日は、衣類もヨレたりシワになりやすく、年齢や性別を問わず、誰もが「清潔感を出しにくい」と感じる時期です。そんな時だからこそ、コーディネートで『清潔感』と『爽やかさ』を意識することで、印象をUPさせることができます。

 

清潔感があると、どこか涼しげで上品な印象になり、ビジネスシーンはもちろん、プライベートでも、他人に与える印象が良くなります。

 

初夏の雨の日でも清潔感と爽やかさを演出するためのコツは以下の3つです。

 

  • ライトトーンを取り入れる
  • 高機能アウターで快適に
  • 生地の質感に注意!

 

それぞれ詳しく解説いたします。

 

ライトトーンを取り入れる

 

ジメジメした初夏は、白や水色、明るめのネイビーなどら清潔感のあるライトトーンのカラーを取り入れることで、爽やかな印象を演出できます。全体的にコーディネートのトーンを高めると、爽やかさが増しますが、ハードルが高い場合は、差し色として明るめのカラーを入れるように意識してみましょう。

 

例えば、暗い色のセットアップ(ジャケット+パンツ)を着たい時は、インナーに白いシャツを着たり、白い靴下や靴を履くと、清潔感があるコーディネートに仕上がります。

 

ただし、ライトトーンはシミや汚れが目立ちやすいので、防水・防汚加工のものを選んだり、こまめにお手入れを行い、汚れないように気をつけましょう。

 

高機能アウターで快適に

 

雨の日のコーディネートでは、高機能アウターで爽やかさを演出することができます。初夏の雨の日のように、湿度が高く気温が高いと、汗をかきやすく、アウターを着るとベタつきが不快ですよね。そんな時に透湿性・通気性の高い高機能アウターなら、雨を防ぎながらも汗を外に逃がしてくれるので、快適に過ごせます。

 

着心地が良く、快適に過ごせるアウターを着ておけば、室内に入ってアウターを脱いだ時に、汗や湿気で中に着ている服がヨレる心配もありません。

 

生地の質感に注意!

 

アウターだけでなく、他の衣類の生地にもこだわりましょう。湿度の高い初夏の日には、濡れても乾きやすい、ドライ素材のインナーがオススメです。また、シワになりにくい素材を選べば、湿度が多くてもインナーがシワシワになりにくく、清潔感を保てます。

 

リネンシャツやコットン混のシャツは、涼しげですがシワになりにくいため、シワがついたまま着てしまうと、だらしのない印象になり、マイナスイメージを持たれてしまいます。アイロンをかけてから着るか、防シワ加工のものを選ぶ、あるいはシワがデザインになっているタイプのシャツを選ぶと良いでしょう。

 

【年代別】初夏・雨の日のメンズコーディネートのコツ

 

ここからは、30代〜50代まで、年代別に初夏の雨の日にもオシャレで爽やかに見えるコーディネートのコツを解説いたします。ぜひコーディネートの参考にしてみてください!

 

30代の初夏・雨の日メンズコーディネートのコツ

 

30代の男性におすすめの初夏・雨の日ファッションは、キレイめスポーティなアイテムを使ったコーデです。たとえば、マットな生地のナイロン素材を使ったアウトドアブランドのウインドブレーカーは、機能性が高く、雨の日でもスタイリッシュに見えるのでオススメです。撥水性があるので、雨に濡れても服に跡がつかず、シワにもなりにくいので、一日中スマートに過ごすことができるでしょう。シックな色合いのアウターを選ぶと、年相応の大人っぽさを演出できます。

 

また、雨の日の足元は革靴は避けた方が無難です。スニーカーや合皮の防水・耐水シューズを選びましょう。

 

40代の初夏・雨の日メンズコーディネートのコツ

 

40代男性も、清潔感と爽やかさを意識したコーディネートにすることで、好印象を与えることができます。カーキやライトベージュのスプリングコートやライトグレー・ブラウンのパーカーなどがあると便利です。スプリングコートは、短めの丈のものがあると、涼しげで季節感を出すことができます。

 

雨の日が続くと、どうしても選ぶアイテムが同じになり、コーディネートの幅が狭まりやすいですが、そんな時は重ね着で印象を変えるテクニックを使ってみましょう。同じコートでも、ネイビーのポロシャツ、オフホワイトのリネンシャツ…といったように、インナーの色や質感を変えるだけで、印象が大きく変化します。カラーコーディネートを楽しみながら、日々のファッションを工夫してみましょう。

 

50代の初夏・雨の日メンズコーディネートのコツ

 

50代の男性は、年相応の気品あるスタイルにしあげると、さらにワンランク上のコーディネートが完成します。トラッドなダブルブレストブレザーやテーパードパンツなどを組み合わせてみましょう。薄手の防水ジャケットを持っていれば、ブレザーの上からでもさりげなく羽織ることができますよ!

 

ライトトーンは爽やかさと清潔感を演出してくれますが、パンツにライトトーンを持ってくると、雨のシミが目立ちやすいので要注意です。シャツやスニーカーなど、濡れにくいものや防水素材のものにライトトーンをチョイスし、パンツは濡れてもわかりにくいものを選ぶとスマートな印象にしあがります。

 

蒸し暑い日でも爽やかにオシャレを楽しもう!

 

「好印象を持たれるコーディネートが知りたい」「自分に似合う色を知りたい…」そんなお悩みをお持ちの方は、一度ファッションコンサルティングを受けてみることをおすすめします!ファッションコーディネートのプロがスタイリングのコツやアイテムの選び方を丁寧にご提案致します。

 

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この記事を監修した人

西岡 慎也

2001年、21歳で茨城県土浦市にセレクトショップ『ウィズプレジャー』を開店。現在のサービスにも引き継がれるコーディネート主体のサービスが反響を呼び、延べ2万人以上のパーソナルコーディネートに携わる。

2010年3月「株式会社 ファッションスタイリストジャパン」を設立、2019年事業拡大に伴い、「株式会社リフレイム」に会社名を変更。
夢は「お客様と喜びを共有できる、ホスピタリティを持った スタイリスト」を世の中に輩出すること。
現在はファッションコンサルタントとして活動と育成をしている。