こんにちは、スタイリストの吉川です。
晴れた日は陽射しが強く、まぶしい時間も増えてきました。
サングラスや帽子が活躍する時季だからこそ、どんなものを選んで合わせるかは考えどころ。
特に帽子は難しいと思われがちなアイテムですが、そのほとんどは慣れていないというケースも。
まずは帽子の形や特性が自分に合うかどうかを考えてコーディネートをしてみましょう。
帽子の基本は3タイプから
帽子の主な形は下記3タイプになります。
①ハット
②キャップ
③キャスケット
それぞれの特徴をおさえて、自分に合う帽子を選ぶ参考にしてください。
①ハット
ハットはぐるりと1周ツバがあるので、小顔効果が高いのが特徴です。
ドレッシーな印象があるため、ジャケットスタイルとも好相性。
上記写真のような中折れタイプが定番となります。
基本的に誰にでも合わせやすいのですが、特に顔の輪郭でいいますと四角やベース型のタイプの方に似合います。
また、同じハットでも下記写真のボーラーハットを選ぶとシルエットに丸みを持たせることができます。
こちらは丸顔の方に合わせやすいハットです。
このように形や高さも様々ありますので、顔の幅や長さに合わせて色々とかぶって比べてみることが、とても重要です。
②キャップ
前方にツバがついており、カジュアルな印象を与えるのが特徴です。
もともとはツバのない帽子という定義をされていましたが今はこの形を指します。
野球帽に代表される、ベースボールキャップが定番ですが、上の写真のようにウールキャップなど素材を変えることでスポーティーさを軽減したモデルなども存在します。
丸顔の人は定番のベースボールキャップが似合いますが、四角顔、ベース顔の方には下の写真のようなワークキャップもおすすめです。
カジュアルスタイル全般に活かしやすいデザインであることを抑えておきましょう。
③キャスケット
丸みとボリュームが特徴で、若さや親しみのある印象を与えます。
どんな人にでも似あいやすいので幅広く支持されています。
ハンチングの一種ですが、日本では何故かハンチングがやや年齢層高めの帽子というイメージを持たれてしまっているため、ここでは別物として分類しておきましょう。
(ハンチングも上手くかぶれば素敵ですが、ちょっと上級なのでまた別の機会に。)
合うものを選ぶことができれば様々なシーンで使えるので、ひとつ持っていると便利な帽子です。
特に四角顔やベース顔の人は角ばったイメージを柔らかくみせてくれるので、丸みのあるタイプを選ぶのがポイント。
丸顔の人は高さにボリュームのあるタイプを選ぶことで縦長シルエットを作り、丸みを緩和させると均整がとれます。
まとめ
- ハット、キャップ、キャスケットの基本3型をおさえる
- 顔型に合わせたツバ、ボリューム感を意識する
- 食わず嫌いをせず、まずはかぶってみること!
ぜひあなたも、この夏にお気に入りの帽子を1つ、見つけてみましょう!!
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