男性がお見合いに挑む時、最も気をつけなければならない点は、第一印象です。

特に服装は強く印象に残るため、女性から好印象を得るためには重要視しなければなりません。

一般的には正装が好ましいですが、個性を表すことも重要でしょう。ただし、清潔感を失わないことと、相手の好みであることが大切です。

 

今回は、お見合い相手の女性に好印象を与えるための適切な服装について紹介します。

 

お見合いにNGな服装とは?

一発勝負のお見合いの場合、服装に失敗しないことが重要で、原則としてカジュアルな服装はNGです。

 

以下は、お見合いの時に避けるべき服装です。

 

  • カジュアルすぎる服装。例えばTシャツやジーンズのような普段着は、相手の女性のことを軽視しているとも捉えられかねません。
  • ショートパンツやタンクトップなどの露出の多い服装。肌の露出はお見合いの場では、下品な印象を与えます。
  • 過度なアクセサリーやピアス、また、タトゥーなどのボディアート。相手を尊重せず、自己表現を誇張するような印象は与えないようにしましょう。
  • 服のサイズが体に合っていない。大きすぎたり小さすぎることは、雑な性格の人間だと思われかねません。
  • 服装は足元からと言われるほどに靴は重要です。スニーカーやサンダルのようなカジュアルな靴は、当然NGです。

 

季節別お見合いに着ていく服

お見合いにはカジュアルな服装はNGと述べましたが、もうひとつ重要な注意点があります。

それは「季節に相応しい服装」です。

 

相手の女性からすれば、清潔感に加えて季節感のある服装であるほうが当然好印象です。

 

以下、季節に応じたお見合いの服装の例を紹介します。

春は爽やかで涼しげな格好で

春は適度に気温が上がり、花々が芽吹く季節です。服装のポイントは、華やかな春の風景に水を差さないシンプルさと清潔さです。シンプルで清潔感のある服装は、春にふさわしい爽やかな印象を与えてくれます。

 

具体的には、ネイビーやグレーのテーラードジャケットの下に、チノパンを合わせる服装等がおすすめです。

 

センスに不安がある場合は、無難に上記の色合いのスーツを着用しましょう。コートもシンプルなデザインがベターです。

 

春カラーのポケットチーフを添えると、控えめながら粋な季節感を持ち、上品でポジティブという印象を与えることもできます。

 

夏はクールビズスタイルで

夏の暑さの中では、どうしても肌を露出した涼しい服装でいたいところですが、インナーが見えてしまうことや薄着はNGです。

 

最低限ワイシャツは着用するようにして、ノーネクタイで暑さ対策を行いましょう。

 

半袖が悪いわけではありませんが、幼い印象を与える可能性もあるため、基本は長袖をおすすめします。

 

ボタンダウンを選ぶことで、知性や上品さを演出することもできます。

 

パンツはコットンやリネン素材を選ぶことで通気性よく過ごせます。ただし、生地が薄すぎないものを選ぶようにしましょう。

 

 

秋はアースカラーを取り入れて

春と同じように、秋も気温が不安定です。温度調節できるようなコートとジャケットを選択するようにしましょう。

 

また、お見合い相手に時間をとらせないよう、簡単に着脱できるタイプが好ましいです。

 

服装全体としては、秋の季節感を活かしたアースカラーでまとめると好印象です。

 

ただし、全身をアースカラーだけでまとめると地味でメリハリのない印象を与えかねないため、ソックスやベルト、タイピン、カフスなどの部分を明るめのカラーにするとバランスがよくなります。

 

生地は、質感のあるウールやスエード、コーデュロイなどを選ぶと、上品で清潔感のある印象を与えることができます。

 

冬はアウターがポイント

冬は最も服装選びが充実する季節です。

 

この季節、お見合いの時に特にこだわったほうがよい着衣が「セーター」と「コート」です。

 

色は黒やグレー、白などを身につけると、シックで洗練された印象になります。

 

また、仕事と併用していると思われそうなデザインは避けるべきで、セーターは多少デザイン性のあるものがおすすめです。

 

コートはジャケットの裾が隠れるぐらいの膝上丈のコートがおすすめで、全身のファッションが隠れるロングコートは避けましょう。

 

オンラインお見合いの場合はどうする?

オンラインでのお見合いは、とにかく「画面上で見えている部分」が勝負の要です。

 

直接対面のお見合いと違い第一印象を与える情報量が限られているため、相手の女性から見える部分は完璧にして挑みましょう。

女性はオンラインの場合でも、服装に手を抜いていないかをチェックしています。

服装、髪型、季節感、すべてを対面時と同じように気をつけましょう。

 

また、画面上で見えていない部分もきちんとした服装をしておくことで、自身の緊張感を保つようにしましょう。

 

レンタルサービスもおすすめ

お見合い時の服装を新調しようとすると、上から下まで揃える場合はかなりの金額が必要です。

予算内で理想の服装を揃えることが難しい場合は、レンタルサービスの活用もおすすめです。

 

あくまでレンタルのため、手が届かなかったブランド品も安価に借りてお見合いに挑むことができます。

また、何パターンかレンタルしておくと、お見合い当日の天気の急変や気温の変化に柔軟に対応できます。

お見合いの服選びは慎重に

お見合いの結果は、これからの人生に大きく影響を与えるといっても過言ではありません。

 

そのため、第一印象を与える「服装」は、慎重かつ入念に考える必要があります。

 

最も大切なことは誠実さですが、お見合いの場合は、中身を知ってもらう前に第一印象が重要であることを忘れないようにしましょう。

 

相手の女性は第一印象も含めて誠実と判断します。

 

ぜひ服装を活かしてお見合いを成功させてください。

 

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この記事を監修した人

西岡 慎也

2001年、21歳で茨城県土浦市にセレクトショップ『ウィズプレジャー』を開店。現在のサービスにも引き継がれるコーディネート主体のサービスが反響を呼び、延べ2万人以上のパーソナルコーディネートに携わる。

2010年3月「株式会社 ファッションスタイリストジャパン」を設立、2019年事業拡大に伴い、「株式会社リフレイム」に会社名を変更。
夢は「お客様と喜びを共有できる、ホスピタリティを持った スタイリスト」を世の中に輩出すること。
現在はファッションコンサルタントとして活動と育成をしている。