皆さんこんにちは!
ファッションスタイリストジャパンの菊地です。
気温も徐々に上がってきており、会社でもクールビズが始まっているところもあるのではないでしょうか?
このような時期になってくると必ず受ける質問があります。
それは
「これでクールビズが合っているのかが分からない」
「とりあえず決められた楽な格好をすれば良いのですか?」
このような質問です。
はっきり申し上げますと、ほとんどの方が間違いだらけです!
とりあえず涼しくて楽だし単に軽装すればいいんでしょ!
そうやって何となくクールビズを取り入れて失敗している男性がほとんどです。
本日はそんな夏のビジネススタイルに悩みを持っている方に正しい着こなし、おすすめの着こなしについてお伝えしていきます。
<そもそもクールビズは日本人には合わない?>
ご存知の方も多いと思いますがクールビズとは温室化ガスの削減を目指して電気使用量を抑えるといった、環境省主導の軽装化策のことです。
多くの企業がクールビズを取り入れていく中でプロとして感じることがあります。
それは「ほとんどの方がかっこ悪くなってしまっている」ということ。
決してクールビズそのものが悪い、ダメと言っているわけではありません。
もちろん日本人男性全員というわけではないですが、ほとんどの日本人男性は「薄い」と言われるように胸回りや方の厚みが海外の方と比べてありません。
また身長に対する足の長さもアンバランスと言われています。
当然、身に着けている洋服をマイナスしていくと体のラインが出やすくなります。
薄い体に足の短い日本人男性が軽装すればするほどそれが浮き彫りになってしまうのです。
<単にマイナスしていけばよいわけではない>
ではどうすれば良いのか?
まずは単にアイテムを減らしていけばいいという考え方を改めましょう。
たとえば、ネクタイを外すならジャケットのポケットにはチーフを入れる、ジャケットもネクタイも外すなら、その分シャツは上質なものにするなど引き算ばかりの考え方は終わりにしましょう。
またもう一点気を付けてほしいことがあります。
それはクールビズ専用の服です。
派手なデザインやサイズ感の難しいものがとても多いです。
専用の物だからと安心して着るのは間違いです。
気を付けましょう!
いかがでしたでしょうか?
ただただクールビズだからと言って洋服をマイナスしていくだけでは素敵にはなれません。
ビジネスでもプライベートでも加速していくために本日のポイントを意識して明日からのお仕事に是非とも活かしてください。
次回もクールビズについてお伝えしたいことがありますので楽しみにしていてください。
ではまた!!
弊社ではファッションコンサルティングを承っております。
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