皆さんこんにちは!
スタイリストの菊地です。
本日も前回に引き続き、靴磨きを初めてする方が疑問に思う、また質問が多い内容についてお伝えしていきたいと思います。
まずは皆さんは靴磨きを日々行っているでしょうか?
「オシャレは足元から」という言葉もあるように靴を日々きれいな状態にしておくことはビジネスでもプライベートでも非常に大切だと言われています。
本日のテーマは「シューケアでのツヤの出し方」です。
靴磨きを始めて、読んだ本の通りに磨いているのに綺麗になった気がしない。
ツヤが出ない。
そんな悩みを多く聞きます。
本日はそんな方のために
・なぜツヤが出ないのか。
・磨いても磨いても綺麗になった気がしないのか。
そんな疑問にお答えしていこうと思います。
それでは本日もいきましょう!!
なぜ磨いてもツヤが出ないのか?
よく靴磨きを始めたばかりの方が陥るのが靴クリームを使って
磨いても「綺麗にならない」「ツヤが出ない」という悩みです。
そんな方の靴を見させて頂くと基本的には皆さん靴がある同じ症状に
なっていることが多々あります。
それは…
靴クリームの塗りすぎです!!!
これは靴を大切に大切にしよう!という靴に対する過保護な意識を持っている方こそ多い
と言われています。(気持ちはとても分かります…)
しかし本来、靴クリームは「革の中」に栄養を入れることで、革の状態を保ったり補色をすることで綺麗にするものです。
靴クリームを塗りすぎることで革の中に入りきらなかったクリームは革の表面で乾いて残ります。
するとどうなるのか?
・余計にホコリが靴につきやすくなります。
・革の通気性が失われます。
・ツヤが失われます。
何事もやり過ぎは良くないということですね。
ではどのくらいの靴クリームが適量なのか?
これは革の状態もあるので一概に言えないですが基本的には
・米粒2粒~3粒分(片足)
が適量だと言われています。
少ないんじゃないかと思われた方も多いのではないでしょうか?
しかしこれ以上、靴クリームを塗っても最後にふき取ることが、ほとんどです。
この量のクリームをブラシを使って靴全体に伸ばしていきましょう。
この時に決して布でクリームを伸ばすのはやめましょう。
それはなぜか?
理由は簡単です。
布だとクリームが伸びないからです。
するとクリームが一か所に固まり、上記で伝えたようなかえって靴に良くない状態となってしまいます。
必ずブラシで伸ばしましょう!
その後に布を使って磨いていきます!
いかがでしたでしょうか?
磨いても磨いてもツヤが出ずに綺麗にならずに悩んでいる方は一度靴クリームの量を意識して磨いてみてください。