皆さんこんにちは!

ファッションスタイリストジャパンの菊地です。

 

過去のブログでは靴のお手入れの大切さや選び方、そしてお手入れ方法(スムースレザー)についてお伝えしてきました。

嬉しいことにこのブログをきっかけに靴磨きに興味をもったり、必要性を感じ靴磨きを始めましたという報告も受けております。

そんな中ブログの中ではスムースレザーのお手入れ方法はお伝えしましたが

「そのほかの革はお手入れ方法は変わるのですか?」

という質問を受けましたので革の種類に応じたお手入れ方法をお伝えしていきたいと思います。

 

お持ちの靴がいつも全てピカピカでビジネスでもプライベートでもモチベーションが上がるような生活が出来るように是非、参考にしてみてくだい!!

 

では本日もいきましょう!!

<ガラス革とは>

ガラス革とは合成樹脂などでコーティングをした表面につやのある革のことを言います。汚れや傷にも強いため、雨の日用の靴にも適しています。

しかし革の表面にコーディングが施されているため、革の柔軟性や風合いには欠けます。

<お手入れ方法>

靴ひもやバックル(金具)を外す

→あらかじめ磨きやすくするために紐やバックルなどは外しておきましょう。

そして靴にあったシューツリーを入れたら準備完了です。

ほこりを落とす

→馬毛のブラシを使って全体的にブラシをかけて、ほこりを落としていきます。

特にほこりのたまりやすいコバ周り、羽根の内側などは念入りにブラッシングしましょう。

クリーナーで汚れを取る

→スムースレザーの基本的なお手入れと同じように布にクリーナーを取り古いクリームやワックス、そして汚れを拭き取っていきます。

拭き取り過ぎには気を付けましょう。かえって革を傷めてしまいます。

ワックスを塗る

→乳化性クリームを塗る工程を省いて、油性ワックスを塗っていきます。

豚毛のブラシを使って適量な分量を取り、一足すべてに行き渡らせます。

(ブラシでワックスの軽くなでるくらいの量が適量です)

基本の靴磨きではワックスは部分的に(トゥ・かかと・サイド)のみ塗っていましたが、ガラス革の場合はワックスを全体に薄く塗り広げます。

水をつけて磨く

→ワックスを塗り終えたら水を1か所に2滴ほどたらし、指に巻いた布(綿100%)で磨いていきます。

部分ごとに分けてこの作業を繰り返していきます。

磨く際、力は入れすぎないように磨いていきましょう。

そして磨いているうちに徐々に曇りが消えていきます。

靴全体の曇りが消えたら作業完了です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

なんとなく靴を磨いてきた方の中には間違った磨き方をしていた方もいたのではないでしょうか?

お手入れの仕方によっては、かえって靴にダメージを与えている場合もあります。

革の種類に応じたお手入れ方法を覚えて、いつも誰から見られても良いピカピカの靴を目指しましょう。

 

次回は続編で違う種類の革のお手入れ方法にについてお伝えしていきます。

本日は以上です!

ではまた!!

 

 

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