おはようございます。
ファッションスタイリストジャパンの吉川です。
1日着ているスーツの上着やジャケット。
ずっと着ているからこそ、疲れにくいものを選びたいですね。
着心地の軽さは大きなポイントになります。
では、何がジャケットの軽さを決めるのでしょうか?
軽さの決め手は重さなのか?
「このジャケットは通常の物より、○○グラム軽いですよ!」
「持って比べてみて下さい。とても軽いですよね!」
販売員さんがお伝えしていることは事実です。
たしかに、持ち歩くには軽いでしょう。
ただし、これだけではジャケットそのものが軽い。
ということしかわかりません。
ここにはちょっとした落とし穴があります。
大切なのは着た時に軽さを決める要素。
もちろんジャケット自体の重量が軽いことも一つの要素ですが、実は1番のポイントは肩にのっている状態かどうかです。
どんなに軽いと言われても、着てみること。
自分が軽いと感じることが本物の軽さです。
肩のフィット感を確かめることが肝要
着た時に肩に隙間が空いていないか、自分の肩をしっかりと挟み込んでフィットしている状態かを確かめる。
着てみて、軽いと感じるのは両肩を支点として重さが分散されるからです。
どんなに軽くて涼しい素材のジャケットでも、ここがフィットしていなければ真の軽さは手に入りません。
パットがしっかり入っているものであれば、自分の肩よりも必要以上に大きく張り出しているものは避ける。
アンコンストラクテッドと言われるパットを含めた副資材をあまり使っていないものであれば、肩が落ちていないかを確かめましょう。
鏡としっかり向き合うことで、見極めることができます。
まとめ
後ろ姿も綺麗に見えて、軽いジャケットを見分けるには
・肩が自分の身体にきちんと合っているかを1番に確かめる
・軽い素材であれば更に良いが、そればかりに気を取られない
・鏡をよく見て前後左右からチェックを行うこと
ジャケットを選ぶ際には是非参考にしてみてください。