こんにちは!
ファッションスタイリストジャパンの島野です。
最近暑い日が続きます。
コーディネートはしれに伴って薄着になるのですが、そんな季節に特に目立つのが腕時計。
今日はそんな腕時計の歴史に迫ってみたいと思います。
腕時計の誕生
腕時計が誕生したのは,19世紀後半の頃です。
当初は女性用のブレスレットの一種のような物で現在のように広く流通もしておらず実用上も精度は低かったようです。
主流は懐中時計で, 時刻を確認する度にポケットから毎回取り出し確認。
機能性とういう面においてはまだまだ使いづらさもあったようです。
その頃、軍隊において戦争中に毎回ポケットで時間を確認して攻撃をするとなると、
非常に使いづらく、銃をかかえながらでも確認できる、機能性を考えて
時計が腕に付けられるようになったというのがあります。
腕時計の初期
20世紀初頭,一部のメーカーが腕時計の生産を開始したものの,男性が携帯する時計の主流はまだ懐中時計であった。
紳士用腕時計として,最初に大きな成功を収めたと言われているのがカルティエ社が開発した角形ケースの「サントス」。
この時計は,ブラジルの大富豪で航空界の先駆者であったアルベルト・サントス・デュモンのために作られた物であった。
彼は,飛行船の操縦中,大きな動作をとらずに時間を確認できるように,ルイ・カルティエに依頼して腕時計を製作させ、
その洗練された形はパリの社交界で話題となり,市販されるようになった。
第一次世界大戦は腕時計の普及を促す契機となり,多くの懐中時計メーカーが腕時計の分野へ転身。
こうして,男性の携帯する時計は懐中時計から腕時計へと移行する事になりました。
現在の腕時計
現在では、スマホの出現により、わざわざ腕時計をしなくても、、、、、と言われる方もいらっしゃいます。
それでも数十年に渡り時を刻むパートナーとして、自身に合ったものを身に付ける事で、自分の絶対(唯一無二のもの)が出来上がり、セルフイメージを上げてくれる。
そして世界観を広げてくれる可能性を大いに持っているのが時計でもあるのです。