先日、銀座に足を運んだ際に見かけたのが、
日傘をさしている男性。
その多くは外国人観光客の男性、
特に中国、韓国など含めたアジア系の方でした。
私もあまりの暑さにぐったりしていて、
日傘をさしている人を見て涼しそうだなと
うらやましくなってきました。
ぼーっとしてきた頭をよぎったのは、このまま暑さが増していったら
男性もあたりまえに日傘をさすようになるだろうな、ということ。
それほど、日本の夏というのは暑いのかと
思い知らされる状態ですが、日傘の効果はとても大きいようです。
もしかしたら、そう遠くない日に男性日傘も
当たり前になるかもしれない。
というわけで、男性の日傘スタイルについて
考えていきます。
一番の壁は「男性なのに・・・」という視線が気になる!
やっぱり上の写真みたいなイメージで、
日傘というアイテムは女性のものだというイメージがある。
男性用日傘が毎年のように前年比の○○倍で売れているという
ニュースは見ても、これについては否定できない部分がある。
先日、休みの際にスタイリスト達で海に行った際も、
スタッフの女性はアリだと言ってくれたが
海の家のお姉さんには「いや~、私はありえないですね♥」
と可愛い笑顔で言われてしまった。
そうすると、やはり我慢しようかなと思うのが
男心というものではなかろうか。
とにかく、まだまだ世間では男性の日傘は
圧倒的に認知不足であることは間違いない。
でも、暑過ぎると男性だって日傘さしたいので必要性を訴えてみる
正直、私もまだまだ格好つけていたいのだが、
アラフォーともなると体力と根性もややきつくはなる。
日傘をさすことが、どれだけ有効かを訴えれば
女性もわかってくれるのではないか?
ということで、その2大効果について調べてみました。
1.涼しさ
やはり最大のメリットは涼しさにつきます。
「そんな傘をさすくらいでは大差ないでしょ?」と思っている人も
彼女や奥さん、おかんの日傘でも構いません。
一度、街中でしばらくの間だけでも借りてみてください。
我々男性の思っている以上にその効果が実感できます。
実は日なたと日陰では、それ程までに大きな温度差があるのです。
直射日光が当たっている所と、日陰では酷暑の日で
表面温度が20度近く変わるというデータもあります。
(下記、写真は環境省HPより引用)
たとえ気温が同じだとしても、
体感温度では大きな差が出ることは間違いないでしょう。
つまり、熱中症にならないためにも
男性にだって日傘は必要なんだ!
というのが1つめの主張です。
2.紫外線対策
そして次にくるメリットというのは紫外線対策です。
必要以上の紫外線の浴び過ぎは女性だけでなく、男性も
皮膚がんの可能性を高めるのでカットしておきたいところです。
肌だけではなく、目からも紫外線は入りますので
目を傷める原因にもなります。
サングラス同様、直射日光から守るという効果です。
都心部であまりにも照り返しや陽射しが強い日には
男性でも目や肌を守るのはアリでは?
というのが2つめの主張です。
まとめ
今はまだ時代が追いついていないので、
男性日傘というのはマイノリティかもしれません。
でもクールビズのように、サラリーマンに夏でも当たり前だった
ネクタイが殆どみかけなくなったような事例もあります。
今後、政府の施策やおしゃれな日傘の登場で
男性日傘がブームになる等の大きな動きが起これば
定番となることも充分に考えられるでしょう。
何より、この暑さでは本当に日傘が欲しいかも・・・と
銀座の交差点でジリジリする中で心から思いました。