毎日の通勤で我々を運んでくれる電車。
その電車の車両同士を繋ぐためには、
連結部分というのが欠かせません。
安全にかつ、確実に車両を繋ぐためには
連結部分をおろそかにすることは大きなリスクとなるので
妥協は許されないのです。
ファッションにおいて連結部として
重要な役割を果たすのが靴下です。
パンツと靴をどのように繋ぐのか?
これにより着こなしに統一感や個性が生まれます。
どんなにセンスの良い着こなしをしていても、
この連結が上手くいかなければ台無しになりかねません。
ヨーロッパでは靴下という言葉はなく、
「ホーズ」という独立したアイテムになります。
靴とセットではなく、単体で成り立つものです。
日本では靴とセットのサポート役というイメージですが
全体のバランスを左右することもある重要アイテムです。
まずは揺るぎない定番を抑えたいところ。
確実に持っておきたいのが、
ネイビーとチャコールグレーの無地です。
これさえあれば100%のパンツと靴に対応できる、
と言っても過言ではありません。
まさに鉄板の靴下と言えるでしょう。
この2色を押さえれば黒・紺・グレーなど
全てのスーツやパンツに対応することが出来ます。
フォーマルなスーツスタイルであれば尚更、
ヒザ下まで長さのあるロングホーズがベストです。
ヨーロッパでは足を組んだりした時に、
スネが見えることは教養がないとみなされ
最も恥ずべき行為とされています。
ヒザ下までのロングホーズであれば、
安心かつ確実にエレガントな足元が保証されます
まずは、基本アイテムとして持っておくと便利です。
ジャケットスタイルや、カジュアルで少し着崩した際は
チェックやストライプなどの柄物を選ぶとアクセントになります。
たかが靴下と侮ることなかれ。
パンツと靴を綺麗につなぎ、
スタイル全体のバランスを左右する。
スーツと同じくらい大切なアイテムなのです。
是非、定番と柄物をおりまぜて
ご自身のスタイルに合わせた靴下を揃えてみてください。
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