ファッションスタイリストジャパンの斉藤です。
今日は、柄や色を取り入れた、身長をカバーするスーツのコーディネートをお伝えします。
実を言うと、私自身も身長の低いことが原因で、合う服が見つからないことや、スーツやジャケットに関しては、購入しても直す箇所が多くなってしまったりと苦労してきました。
皆さんの中にも、同じような経験をしている方や、背の低いことがコンプレックになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ただ、そのコンプレックを強みに変えることや色や柄を取り入れ個性として楽しむことができたらどうでしょうか?
簡単にですがそのポイントをお伝えさせていただきます。
①襟元や胸元にあるVゾーンに、色や柄のあるネクタイを使用する。
なぜなら、相手の視線をなるべく上に集中させることができ、個性やその人らしさを印象づける、胸元や襟元のVゾーンに視線を向けさせる為です。
色や柄のあるネクタイにあえて挑戦することで、相手の視線が上がるだけではなく、
また、シーンに寄って使い分けたネクタイ選びで、一味違う印象を与えることも可能なのです。
②ストライプ柄のスーツやシャツを着る。
全体的に体型をスッキリ見せることができます。
シャツだと着回すことも可能ですし、スーツであればジャケットと他のパンツと合わせることが可能になる為、1着は持っておきたいアイテムです。
最近、お腹が出てきたなぁと感じる方にも有効ですので、思い当たる方は一度、試していただきたい柄です。
ベースとなる色については、特にダークトーンのストライプ柄がよく、なぜならば、縦のラインが強調され視覚効果でスリムな印象を与えてくれるからです。
反対に!!
大柄のチェック柄や、コントラストが強くない同系色のコーディネートは、背を高く見せるには不利になるため注意が必要です。
③自分の体型を把握する。
背が低いに限ったことではありませんが。
そもそも、人それぞれの体型があります。
痩せている、太っている、筋肉質、腕が長い、顔が大きい、・・などなど。
背の低い方は特にバランスが大切です。
痩せている方は、タイト過ぎると体のシルエットがより強調され、小柄な印象になり過ぎてしまう可能性があります。
また、体のシルエットに対して顔が大きく見える方も、タイト過ぎるとより顔の大きさが強調される為、注意していただきたいと思います。
反対に、背が低いのに大き過ぎるサイズは服に着られている様になりブカブカでだらしない印象になってしまいます。
サイズ感はどんな体型の人でも一番と言って過言ではない程、重要となります。
既製で販売されているスーツでは、サイズがないのが私の悩みでもありました。
今は、オーダーでスーツを作る為、悩みやストレスが改善されています。
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