皆さんこんにちは!

スタイリストの菊地です。

本日のブログは前回に引き続き、シルク素材の注意点についてです。

前回のブログをまだ見ていない方はこちらからどうぞ。

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【シルク素材の注意点】

素材の注意点を知ることで日々、着ている洋服をより長期的に使うことが出来るでしょう。

それでは本日もいきましょう!!

 

シルク素材の注意点

①摩擦に弱い

→シルク素材は細い素材が何本も撚り合わせられて一本の糸になっています。

そのため、細い繊維が分裂して毛羽立ち、ひどい場合は糸が切れて擦り切れや穴あきが発生します。ショルダーバッグやベルト、手荷物でこすれるとほこりがついたように白っぽく毛羽立ったり、生地の織り糸がずれる(目寄れ)ことがあります。

そのためバッグを持つときは出来るだけ摩擦を抑えるように気をつけましょう。

また気に入った服でも毎日は着用せずに休ませることも意識しましょう。

②湿気に弱い

→シルクはタンパク質が成分なので、湿度の高い場所で保管したり汚れたまま保管するとカビや虫食いの原因となります。

そのため湿度が高い梅雨や真夏のシーズンは特に注意してください。

洋服ダンスの中に防虫剤と一緒に除湿剤などを入れると良いです。

③香水やヘアスプレーでも変色する

→香水やヘアスプレーを直接、洋服にかけると、その時は大丈夫でもドライクリーニングした後に変色することがあります。

香水やヘアスプレーは洋服を着る前に付けましょう。

また香水は洋服には付けずに肌に付けるようにしましょう。

④洗濯に弱い

→シルク素材はデリケートな素材の為クリーニングも無理がききません。

石油系溶剤でのドライクリーニングに出しましょう。

またもし汚れやシミが付いたら、早めに技術の高いクリーニング店に相談しましょう。

昨今はウォッシャブルシルクといわれる水洗い可能なシルク製品も売り出されています。

これは生地の段階で水で処理を施し、多少毛羽立たせて、水洗いによる変化が出来るだけ目立たなくなるように加工されたものです。

ウォッシャブルシルクを洗う時は洗濯機を使ったりせず、中性洗剤を使用して短時間(2~3分)での押し洗いをおすすめします。

 

いかがでしたでしょうか。

シルク素材はデリケートな素材の為、日々の使い方・扱い方で消耗度は全く変わってきます。

今回そして前回のブログを参考に、もしシルク素材のお洋服をお持ちの方はこのブログをきっかけに大切に使ってあげてください。

 

本日のブログは以上になります。

ではまた!!