皆さんこんにちは!

ファッションスタイリストジャパンの菊地です!!

本日も皆さんにとって有益になる情報をお届けしてまいります。

 

本日はレザーのアフターケアについてお伝えしていきます。

お持ちのレザーのお洋服は皆さんきちんと手入れは出来ているでしょうか?

より長く使えるような知識を本日はお話していきたいと思います。

革の特徴、注意点

革は熱に弱いです。

なめしの方法にもよりますが、基本的には高温のアイロンを当てると硬くなったり縮んだりすることがあります。

我々、人間と同じ動物の皮なわけですから、あまり温度が高いと「火傷」をするのです。

また熱に弱いので、繊維製品のように高温で染めることができません。

皮の風合いを維持するために、強い加工も出来ないので、色落ちしやすい素材です。

そして汚れやシミは皮革の細胞に深く浸透するので、いったん浸み込んだら落とすことが難しいです。

その上、湿度が高いと、付着しているシミや汚れによってカビが発生しやすくなります。

カビにとっては皮革そのものも養分なので発生しやすいのです。

 

こう書くと、レザーはすごく取り扱いが難しい素材のように思ってしまうでしょう。

しかし革は本来、動物の身を守ってきたものです。

取扱さえ間違えなければ半永久的に使用できる素材でもあるのです。

 

レザー服のアフターケア

では実際に一般的なレザー服についてお手入れ方法を紹介します。

 

表革の場合、軽い汚れは、市販されている専用のレザークリーナーを布に付けて軽く拭き取ります。

ヌメ革やアニリン革はレザークリーナーが染み込んでシミになることがあります。

よって一度目立たないところで試してから使用してください。

ベンジンやシンナー、中性洗剤は色落ちしたり革のツヤがなくなるので使用しないでください。

もし水に濡れてしまった場合は水滴を払落し、タオルで叩くようにして水分を吸い取ります。

そのあとは風通しの良い場所で、直射日光を当てずに陰干しをしてください。

乾燥後、ゴワゴワするようであれば市販の革クリームを塗って油分を補います。

濡れた革は特に熱に弱いので、絶対にストーブなどで乾かさないでください。

 

いかがでしたでしょうか?

レザーの服は持っているし、よく着用してはいるものの

ケアをしている方は、あまりいないのではないでしょうか?

是非、正しい取扱い方法を覚え、オシャレにそして長く使える愛用品になるよう実施してみてください。

今回お伝えしたケア方法はまだほんの一部です。

次回はさらに詳しくお伝えしていきますので楽しみにしていてください。

 

今回のブログは以上になります。

ではまた!!